便秘薬おすすめランキング

下剤を長年服用している~痙攣性便秘~

■痙攣性便秘とは

痙攣性便秘は、機能性便秘の一つとなっていて、自律神経に異常をきたしていることが原因で、腸の機能が低下し便秘を引き起こすものであると考えられています。

私たちは何気なく普段の生活を送っていますが、その中でも自律神経である交感神経と副交感神経は自分の意とは関係なく働いています。この神経がス ムーズに切り替わることによって腸が活発に動くことができて便意も普通に現れるわけですが、何かしらの原因で緊張状態となる交感神経が優位になった状態が 継続して続くと、副交感神経の働きでもある腸の蠕動運動機能が低下してしまうため、便意が起こりにくくなってしまうのです。これを痙攣性便秘といいます。

逆に、交感神経ではなく腸の蠕動運動を司っている副交感神経が優位の状態になっている時は、便から不必要な水分を吸収する働きが腸内にはあるのですが、それが行われずにそのまま排便という形になってしまうため、便秘ではなく下痢を引き起こすようになります。

また、痙攣性便秘が他の便秘と違うのは、読んで字のごとく腸が痙攣をしている状態にあるため、お腹が張ったような感じがすることが多いと言われています。他にも、腹部に不快感があったり、場合によっては腹痛を引き起こすこともあります。

痙攣性便秘に見られる症状としては、便意があり、出したいのに出ない、コロコロとした小さな便しか出ない、残便感がある、下痢と便秘をよく繰り返す、排便直前には腹痛を伴い排便後は腹痛が収まっていく症状が見受けられることが多い傾向にあります。

■痙攣性便秘の解消方法

痙攣性便秘の場合、市販の便秘薬や下剤を使うと腸内のバランスがより崩れてしまい、腸に負担を与えてしまう可能性が高くなるため、下剤の服用は避けなくてはいけません。特に、刺激性下剤は注意が必要となるので、自己判断で安易に下剤を服用しないようにしましょう。

また、便秘を解消するために食物繊維などが多い食材をたくさん食べると、これもまた便秘を悪化させたり症状が重くなってしまうことがあります。通常 の便秘であれば食物繊維で解消することができるはずなのですが、痙攣性便秘の場合は腸の働きが活発すぎていることが原因で起こっている便秘ですので、腸に 刺激を与えるような食べ物や成分が、かえって負担になってしまうことがあるからです。

仮に痙攣性便秘で食物繊維をとり入れるのなら、不溶性のものではなく水溶性のものが望ましいと言われていますから、水溶性の食物繊維を摂るように食事の内容を工夫していくと良いでしょう。ちなみに、水溶性食物繊維は海藻類やこんにゃく、寒天、きのこ類などに豊富に含まれています。

毎日時間を決めて便意がなくてもトイレに行くことも大切です。そして、便意が起きたら我慢をせずにトイレへ行きましょう。生活のリズムが乱れていることが原因で自律神経の乱れを起こすことが多いですから、睡眠不足や生活習慣を見直して、できる限り規則正しい生活をするように心がけることも痙攣性便秘を解消する方法となります。

そして、ストレスなどを抱えた状態が長引くと痙攣性便秘を引き起こしてしまう可能性が高くなるので、ストレスを溜めない、また、ストレスを発散できる自分なりのストレス解消方法を見つけて、好きなことに没頭できる時間を積極的に作ることでも、痙攣性便秘の症状を和らげたり解消することができるでしょう。