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力でも便が出にくい~弛緩性便秘~

■弛緩性便秘とは

弛緩性便秘は、機能性便秘の種類の一つであると言えますが、大腸の筋肉が低下したり、大腸の筋肉が緩んでしまうことが原因で 起こります。大腸の筋肉が緩んだ状態だと、腸の運動である蠕動運動がスムーズに行われなくなってしまいます。これによって、便が腸管を通り肛門付近まで下 りることができず、長時間腸内に留まってしまうため腸壁から便の水分が吸収されて便が硬くなり、排便をするのに困難を生じさせてしまうのです。

常日頃から便秘であると自覚されている方のほとんどは、この弛緩性便秘だと言われています。男性よりも女性に多い便秘の症状でもあり、お産を経験し た女性や高齢者、また、若い方でも運動をする機会が少ないと腹筋が弱くなって弛緩性便秘となってしまうケースも近年かなり増えてきています。

もちろん、体調が悪く体力が低下している時、年齢により内臓が下がってしまっている、虚弱体質、下剤を服用することが多いという方なども、弛緩性便秘となってしまう可能性を大いに含んでいます。

症状としては、便がウサギの糞のようにコロコロしている、便に水分がなく硬い、便が出し切れていない感覚になる残便感がある、便意自体があまり感じ られない、お腹が張る、頭痛、肩こり、冷え、倦怠感、食欲低下などが挙げられます。便秘で、なおかつ上記にあげた症状が出ているという時は弛緩性便秘を疑 うことができますので、何かしら対処をしていく必要があります。

■弛緩性便秘の解消方法

弛緩性便秘を解消するためには、まず大腸の緩みをなくさなくてはいけません。大腸を元の位置に戻してあげることができるのが腹筋ですので、腹筋を鍛えるということが弛緩性便秘の解消につながります。弛緩性便秘は運動不足によって起こるケースが非常に多いため、積極的に体を動かすようにしましょう。

腹筋をつけるということは、何も筋トレをするという意味ではありません。普段歩くことが少ないという方は歩く回数を増やしてあげるだけでも腹筋を鍛 えることができます。もちろん、腹筋をつけるエクササイズなども必要にはなりますが、動く機会がかなり少ないという方は、手始めにエレベーターやエスカ レーターを使わずに歩くことができるところは歩くようにしましょう。ただし、無理な運動やエクササイズ、腹筋は身体に負担を与えて、悪影響を及ぼしてしま う可能性も否定できませんので、徐々に量を増やしていくことが大切です。継続していかなくては腹筋をつけることはできませんので、継続して続けられる方法 を身につけましょう。

また、腸内に悪玉菌が増えすぎているということも、弛緩性便秘の原因となっていると言われています。悪玉菌ではなく善玉菌を増やしてあげられるよう食事の内容を見直したり、ヨーグルトなどから乳酸菌を積極的にとり入れましょう。乳製品が苦手だという方や毎日継続出来ないという方は、整腸剤などを上手に使って腸内に善玉菌を増やしてあげるのもよい方法です。

そして、弛緩性便秘のみに限ったことではありませんが、便秘を解消するためには食物繊維の存在を忘れることはできません。食物繊維には2種類あり、 水溶性と不溶性のものがあります。どちらが多くてもどちらが少なくても、便秘を解消することはできません。両方をバランスよく摂るということが弛緩性便秘 の解消につながりますので、いろいろな食材を使って3食しっかりと食べるということも、弛緩性便秘には必要不可欠であると言えるでしょう。