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便の形が細い~肛門狭窄~

いろいろな原因が考えられますが、肛門が狭くなってしまうことにより起こるのが肛門狭窄です。便が出にくく、細くなるという特徴を持っています。

原因として考えられるのが、最も多い裂肛です。裂肛が何度も繰り返されて慢性化してしまうと、肛門を占めている内肛門という部分の筋肉に炎症を引き起こしてしまいます。この炎症が、肛門が狭いまま固まってしまうことで肛門狭窄になってしまうのです。

また、肛門の部分が感染症や痔瘻などによって起こるケースも少なくありません。うみの管である痔瘻が肛門の周囲を囲んでしまい、肛門自体を狭くしてしまうのです。

長い間、下痢を繰り返していることも肛門狭窄の要因であると考えられています。肛門全体に存在している直腸と肛門の境目のくぼみの部分に炎症が起こり、これが肛門狭窄を起こすのです。

場合によっては、自分の体質のせいではなく肛門などの手術をしたことで起こってしまうこともあります。痔などの手術をした時に特に起こるケースが多 く、肛門も異常をきたしている部分を切除するならまだしも、正常な部分である肛門の組織を取りすぎてしまうことが肛門狭窄を引き起こします。

■こんな時は病院へ

一般的な肛門の太さというのは大人の人差し指が入るくらいです。麻酔がかかっていれば2本分くらいは指が入りますが、小指でも入らないくらい肛門が狭くなってしまうこともあります。

1.便が細い
2.便がでにくい
3.便が硬く排便時に裂肛を起こす
といった症状がみられる場合は、肛門狭窄の可能性が非常に高いと言えるでしょう。

■病院での治療方法

原因が裂肛や痔瘻といったものであれば、そちらをまず先に治療をすることになります。ただし、肛門狭窄については保存治療という方法が取られることが多く、座薬を使ったり軟膏などを使って便が出る際に肛門に負担がかからないようにします。肛門を少しでも柔らかい状態が保てるような治療を行い、経過を見ながら医師が処置を行っていきます。そして、保存的治療を行っても症状が改善されなかったり緩和されないという場合は、局所麻酔をするなどして指で肛門を広げるという処置を行うこともあり、また、メスなどで、狭窄してしまっている肛門の筋肉の部分を広げることもあります。

かなり重度で肛門狭窄による排便困難が続いている際は、入院をして狭くなっている部分を広げ、肛門の周辺の皮膚を移動させる皮膚弁移動という手術を行うことになります。

まず、便が細い状態が続いていて便が出にくい、また、必ず便をすると切れてしまうというのであれば、肛門部分に負担をかけないよう、これ以上便秘の症状が酷くならないよう食事などを見直すことが大切です。

そして、便秘薬や下剤などを使って排便がスムーズにできるようにしたり、便が出る時の潤滑の役割を担うような外用薬を用いるのも良いでしょう。