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腸内洗浄で便秘解消しても良いのか?

■腸内洗浄とは

数年前に大ブレークしたこともある腸内洗浄。コーヒーが持つ便秘解消成分を活用し、コーヒーを肛門から腸の中に入れることで、浣腸のように強制的な排便を行うことができる便秘解消アイテムとして人気があります。腸内洗浄とは、腸の中を強制的に洗浄することによって、中にこびりついている悪玉菌や毒素などをすべて排出してしまおうというコンセプトのもとに作られた便秘解消法で、肛門から専用の管を使って腸の中に洗浄温水を注入するという方法が一般的です。

腸内洗浄では、温かいお湯が使用されています。肛門から直接温かいお湯を腸の中に流し込むた め、腸の働きは半強制的に活発になり、蠕動運動が活性化されるというメリットがあります。いろいろな理由で腸の蠕動運動が機能低下していた場合には、腸内 洗浄を行うことによって腸の機能が改善されるので、それをきっかけに正常な排便ができるというケースもあるようです。

腸内洗浄には、ほかにもメリットがあります。それは、浣腸や下剤を飲んだ場合と比べると、より自然に近い排便ができると いう点。便秘薬や下剤、浣腸などは、強制的に薬品を腸に入れることによって、無理矢理腸の動きを活発にします。その為、ひどい下痢になってしまったり、耐 えられないほどの腹痛を経験しながらツライ排便をするという人も多いのですが、腸内洗浄では、そういった化学成分を使うのではなく、温かいお湯を使うこと によって自然な蠕動運動で排便できるのが特徴です。

■たまに使うならOK

便秘がちな人でも無くても、腸の中では腸壁の部分に少しずつ便がこびりついていきます。腸の蠕動運動によって腸壁にこびりついている便の全てが根こそぎすっきりと取れるわけではないので、誰でも腸の壁には宿便と呼ばれる頑固な便がこびりついています。その量は、人によっては3キロ~5キロ程度もあると言われていて、自然な排便によっては落とすことができません。

そんな宿便を落としてくれるのが、腸内洗浄です。腸内洗浄は、慢性的な便秘で悩んでいる人が 日常的に使ってしまうとマイナスに作用してしまいますが、腸の中を集中ケアするために、ごくたまに使うなら、プラスの効果が期待できるのでお勧めです。頑 固な宿便をすっきりと取り除きたい時、腸の中をリセットしたい時などは、腸内洗浄をすることによって、より自然に排便できる腸内環境を手に入れることも可 能です。

■腸内洗浄のデメリット

腸内洗浄には、デメリットもあります。腸内洗浄では肛門から腸の中に、温かいお湯を直接入れることによって腸を刺激して、働きが活性化されます。それと同時に、腸が刺激されることによって宿便などを含めた腸の内容物が一気に排出されます。つまり、下痢になってしまうわけですね。腸の中にお湯を入れるので、腸内洗浄をした数分後には自然な状態で下痢となり、腸内にたまっていた便や老廃物、毒素などがすべて排出されますが、それと同時に善玉菌も排出されてしまいます。

善玉菌は、便秘解消のためにはできるだけ腸の中にたくさんキープしておきたい成分。しかし、腸内洗浄をすることによって、悪玉菌はもちろん、善玉菌 までも排出されてしまいます。善玉菌は食べ物によって補給することもできますが、善玉菌の多くは胃酸によって死滅してしまうため、生きた状態で腸に届けら れる善玉菌はごくわずか。その為、腸内洗浄をした後には、善玉菌よりも悪玉菌が増殖しやすい腸内環境になりやすいというデメリットもあります。